・宮城県及び石川県以西の本州、四国、九州及び沖縄に分布するブナ科の常緑樹。
いわゆるドングリがなる木の代表的な樹種であり、カシの仲間では最も広い範囲に分布するが、
温暖な場所を好むため西日本により多い。日本以外では韓国の済州島、中国及びヒマラヤ地方に自生が見られる。
・関東地方でカシの木といえばシラカシを、関西地方ではアラカシを示すことが多く、
平地から山地までごく普通に見られ、庭木としても使われる。
かつてはカイズカイブキ、ウバメガシと並んで、関西の三大生垣用樹とされ、ウバメガシに次いで数多く植栽された。
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